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ホームLevel up! 金融リテラシー知識ゼロでわかる経済金融のキホン【今さら聞けない基本のキ】株って何?株価?日経平均?上場?詳しく知りたい!

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2019.02.23【今さら聞けない基本のキ】株って何?株価?日経平均?上場?詳しく知りたい!

Summary

日々の経済ニュースを見ていると、株式相場についての話題が必ず出てくるのではと思います。「日経平均」や会社の「株価」のアップ・ダウンについてコメントされることが多いと思いますが、そもそも株とは一体何なのでしょうか?日経平均や株式の仕組み、株価の上昇下落について、今さら人には聞けないけれども押さえておかなければいけない基本のところを解説します。

株は、ビジネスをする企業を応援する仕組み

 

今、あなたが新しく会社を作ってビジネスを始めたいと思ったとしましょう。ビジネスを営むためには、人を雇ったり、オフィスを借りたりすることになります。とはいえ、まだ売上もないのに、そうしたコストをどのように捻出すれば良いでしょうか?

例えば、銀行からお金を借りるという方法があります。ただし、銀行は「貸したお金がきちんと返済されるか」を審査して、お金を貸すかどうか決めています。そうすると、どうしてもこれから始めるような実績のないビジネスに対しては、審査が厳しくなる傾向があります。

そこで、株式という仕組みがあります。色々な人からお金を出してもらい、それと引き換えに渡すのが株式です。株式を持っている人を「株主」、お金を出すことを「出資する」と言います。集めたお金でビジネスをして、利益が出たら株主にも山分けします。この山分けするお金のことを「配当」と呼びます。利益が出なければ分け前は出ません。

つまり、ビジネスがうまくいけば、出資したお金よりもたくさんのお金が手に入るかもしれませんし、ビジネスが失敗すると、出資したお金が全然戻ってこない可能性もあるのです。出資は、お金を貸すこととは違い、必ず返済されるという保証はありません。その分、たくさんの利益が出るかもしれません。株式がハイリスクハイリターンと言われるのは、こうした背景があります。なお、株式という仕組みでお金を集めて立ち上げた会社を「株式会社」と呼びます。

株主は、出資したお金が返ってこないかもしれないリスクを取っているので、きちんと経営が行われているか、どのようにビジネスを進めようとしているのかを知り、「その通りビジネスを進めていいよ」「そのビジネスの進め方はやめたほうがいい」というように意見したり、事業方針について承認したりする権利があるのです。

このように株主にお伺いを立てる場を「株主総会」と呼び、原則として年に一回、会社は株主総会を開く必要があります。なお、経営にとって重大で株主の承認が必要なことがあれば、年に一回の株主総会の他に、臨時株主総会を行うこともあります。

メルカリやヤフオクのように、株もマーケットで取引されている

 

会社のビジネスがうまくいけば配当をもらうことができるので、その株式を欲しいと思う人が出てきて、株式の売買が行われるようになりました。株の売買が活発になるにつれて、誰でも安全で自由に取引できる場所が求められるようになりました。そこでできたのが証券取引所です。証券取引所で株式が取引されるマーケットのことを株式市場と呼んでいます。

株式市場と言うと難しい感じがしますが、簡単に言えば、証券取引所は「株式の売買ができるメルカリとかヤフオク」のようなものです。メルカリやヤフオクは、何かを売りたい人と何かを買いたい人がお互いを見つける場となっています。株式市場も基本の仕組みは同じで、株を売りたい人と買いたい人をマッチングしてくれる場所なのです。

とはいえ、メルカリやヤフオクに出品する場合に一定のルールがあるように、どんな会社の株式でも株式市場に出品できるわけではありません。証券取引所が定めた資格を満たす必要があります。この資格を満たして株式市場への出品が認められることを「上場」と呼びます。2019年現在、3,600社以上の会社が上場しています。

株価は、企業に対する期待によって上がったり下がったりする

 

メルカリやヤフオク、その他にも様々なフリマアプリ・オークションサイトがあるように、証券取引所も様々なものがあります。日本国内には、東京証券取引所の他に、札幌、名古屋、福岡にも取引所があります。この中でも頻繁にニュースに出てくるのは、東京証券取引所(東証)です。東証には、1部、2部、マザーズ、ジャスダック、TOKYO PRO Marketの5つがあります。東証一部は、企業の時価総額の大きな企業が上場できます。東証二部は実績のある中堅企業市場として、マザーズとジャスダックはスタートアップなど成長企業向けの市場として存在しています(なおTOKYO PRO Marketは一般の投資家の売買は禁止されています)。この中で特に重要なのは、多くの企業が上場していて活発に取引されている「東証一部」です。

メルカリやヤフオクでは、人気の商品だと高値で取引されますし、あまり人気がないと安い値段で取引されます。株も同じです。株の値段のことを株価と呼びますが、みんなが買いたいと思う人気の会社の株だと株価がどんどん上がっていきます。反対にあまり人気がない会社の株だと株価がどんどん下がっていきます。

ですので、将来人気が出て高値で取引されそうな会社の株を、まだ安い時に買っておこうと考える人がたくさん出てきます。また、Aさんは「この会社っていいなぁ、成長しそうだなぁ」と期待しても、Bさんは「そんなにいい会社じゃないなぁ」と思うことも起きます。そうして様々な人の思惑や期待が交錯し、株が買われたり売られたりするので、株価が上がったり下がったりすることになるのです。

ただ、もしこれから景気が良くなっていきそうだと思われるなら、様々な会社の株価がこれから上がっていくだろうと予想する人が増えるので、総じて株価が上がっていく傾向があります。反対に、これから景気が悪くなっていきそうだと思われるなら、様々な会社の株価が下がっていくだろうと予想する人が増えるので、総じて株価が下がっていく傾向があります。

そこで、市場に参加している人々が上場企業に対して大まかにどう考えているのかトレンドを知るために、いくつかの会社の株価を平均したデータが用いられます。

この中の1つに日経平均株価があります。日経平均株価とは、東証1部に上場している企業の中で、代表的な225社を選び、それらの会社の株価を平均したデータです。なお、225社に選ばれる企業は、その時の世の中の動き応じて変更されることがあります。225社だけだと正しく市場の動向を判断することができないのではないか、ということで、東証1部に上場している全社の株価を対象にデータ化したTOPIXという指数もよくニュースに出てきます。

こうした基礎的なことを知っているだけで、ニュースを聞いたときの理解度が全然違うのではないかと思います。ポイントを押さえ、世の中がどう動いているのかザックリと把握できるようになると、もっと経済が面白く感じられるのではないでしょうか。

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